このページは私(はむしん)が実際に目で見、思ったことを正直に書いているページなので、
どんなことが書いてあっても怒らず、笑って許す大人の余裕を持ってご覧ください。


Diary Sep.19 MHL@Tokyo 12th season 第1日/Diary Sep.23 CCM Premium Tournament 第1日


Diary Sep.23 スケートだけにしときましょう CCM Premium Tournament 第1日

 穏やかな秋の午後、ワタシはアメージングスクエアのホッケーリンク脇に立っていた。4日と開けずになぜ再びこんなところに立っているかというと、そりゃあアンタ、再び試合があるからですよ。
 MHL@Tokyoでは年間2シーズンの4on4のインラインホッケーリーグ戦の他、秋から冬にかけて、3on3のプレミアムトーナメントというワンディ・トーナメントシリーズを開催している。まあぶっちゃければ9月から2月までの祝祭日を利用して、月1回づつチャンピオンを決めるトーナメント戦を開催し続けているわけだ。
 試合に飢えているオヤヂたちであるPsycho2としては、当然こちらのシリーズの方も放っておけるワケが無い。というわけで今年もおやじーズとして初日からアイアンクラスにエントリーしている。
 まあチームとしてはそんなわけなのだが、一家のダディであるワタシがここにやって来るまでの道は平坦ではなかった。やっぱな。休みを連チャンでホッケーは家族の手前アレなんですよ。『休みになると一人で遊びにばっか行って、たまには子供の面倒ぐらい見たらどうなの?この○○○!』なんて言われちゃったらもうその時点でお終いですから、そうなる前に先手を打たなくてはなりません。『おっしゃムスメよ!区営プールに連れてったるがな!』てな感じで朝から家族サービスとお掃除家事手伝いに精を出し、ようやく今に至るわけです。独身者の皆さん、家庭を持つってのはこういう事です。ま、ラビアンローゼスばかりではありません。よくおぼえておきましょう。

 さて今回のメンバーはenoさんサトウさんヨシダさんにワタシの4名だ。Sekiyaさんが用事でこれないのはいいとして、サコタさんはカッパークラスの別チームで参加するので不参加。問題は市川くんと、前期のリーグにウチのチームに参加していた田中さんの二人で、なぜかウチが4on4で何度やっても勝てないでいる宿敵Big Gateのメンバーとして、今回はウチらのライバルに名を連ねている。味方でいると頼もしいんだけど、もしもぶつかるコトになったら、あの攻撃力は脅威だなー。
 さて、先ずは幾つかのブロックに別れて、トーナメントの組み合わせを決めるための予選が行われる。ウチらのブロックはうるぶちゅLYNX。確か昨年や一昨年には良い勝負を繰り広げていた相手である。我々の半年間の成長度合いを計るのにはちょうどいい相手だ。さーて、やるぞー!・・・・と思ったのだが、なんと1試合目までは1時間半以上もあるらしい。なんか肩透かしをくらった気分である。しかも駐車場でのパックを使った練習は禁止になってしまったし、どうするよ?やる事無いじゃん。
 おとなしくリンクにかじりついて他チームの実力を探ったり戦略を研究していればいいのだろうけど、なにせ根が貧乏性だけに、これだけ時間があれば、何か他に楽しめる事はないかと考えてしまう。んで目に入ったのがアメスク最深部にあるゴーカート場であった。

 多分排気量75ccぐらいのプチカートを、ここでは英世さん2枚以下のお値段で、メットに手袋込みでお借りする事が出来る。まー5分ぐらいっきゃ走れないのだが、1周30ン秒程度で回れてしまうので、結構ぐるぐる楽しめるのである。だが注意せねばならない。やっぱメットはクサイ。メットはマイメットを持参するのがベストではあるが、ホッケーメットではモチロンやらせてくれない。
 まあ5分ぐらいならいーでしょうということで、ジャージ姿のままでコースイン。おお、結構(体感)スピード出る。横Gもキツイぞ。しかもタイヤがショボイから、リアの荷重を抜けばゾリゾリタイヤが滑って全開ドリフト状態だ。わーははははっは!こりゃ楽しい。ブレーキを踏むな!攻めるのじゃ!!わーはははは!
 などとやっていると、あっという間に時間終了。たっぷり堪能した後でカートから下りてみると。うっぷ。おや、なんだこりゃ?横Gが胃にきたか?そーいや久しぶりだったからなー。それともメットの臭気にあたったか?うえっぷ。こりゃいかん。きもちが悪いぞ。

 ふらふらとホッケーリンクの方へ戻ってくると、もうすぐ試合開始だという。しまった。くらくらして吐き気もするのに、これから試合だとぅ?
 1試合目の相手はうるぶちゅ。さいわい女の子中心のチームだから、どかんと胃袋に体当たりされたりはしないだろう・・・とたかをくくっていたら、意に反してけっこうチェックがキツイじゃないの。気がつけばみぞおちにショルダー一発。うええっぷ。やべ、一口もどった。しかしここで粗相をするわけにはいかん。呑め!呑み込むんだ>俺!!・・・・・・・ふう。危ういところだった・・おおう!また横の方から・・おげげ!
 ・・・・なーんてことをやってるウチに、とにもかくにも無事試合終了。いや・・・うるぶちゅの皆さん、あなた達、自分がどれだけ危険な事をやっていたか気がついていなかったでしょう?もうちょっとで大変な事になるところだったんですよ。マヂで。
 ・・・・あ、試合の方はワタシの知らない間に勝っていました。けどね。いや、まぢでそれどころぢゃなかったっスよ。

 無理がたたってしまったのか、気持ち悪いのがなかなかなおらない。しょうがないのでスタンドで売ってたかき氷(カシスオレンジはうまいぞ)を喰ってみたら若干改善されたが、なんか額に変な汗がじっとり浮いてきて、くらくらする。
 そんな状態で2試合目が始まった。相手はLYNX。アカン。始まった途端に、なんでもないところで一人でコケちまった。なんだ?平衡感覚がヤバイのか?うぉ、今度はフェイスオフでずっこけちまったよ。カッコ悪っ。などとジタバタしている間に、またしても試合終了。なに?勝利?おお、やた!予選ブロック1位通過だ!強ぇじゃんウチのチーム。

 というわけで何も役にも立たないでいる間に、ウチのチームは予選をトップ抜けしてしまった。ワタシにもアシストがついていたらしいが、ぶっちゃけよくおぼえていないのである。そして勢いにのったトーナメント1回戦は、別ブロック3位のスティンカーズ。ここら辺になるとようやく体調が戻ってきて、まあジッサイゴールも決められたりしてな。前半こそちょっと攻めあぐんだものの、キレイに圧勝。ワタシもそうだけど、みんながみんな調子に乗ってしまったですよ。

 The Corvettesというチームが今回は優勝の最有力候補だったんだけど、さてそこと当たるためにはどこまで勝ち進めばいいかとか、それには準決勝で田中さんたちのMARKII(Big Gate)を破らねばならないとか、The Corvettesと戦う時の戦略はとか・・・・次の試合までの合間に話すのはそんな事ばかり。まあ興奮して熱に浮かされていたんでしょうがないけれど、なんかみんな気が大きくなっちゃってたんですな。こういう時はえてして自分の足元が見えていないもんです。
 そんな中の第2回戦、相手は横浜シーライオンズ。冷静な状態ならば絶対に強敵として認識する相手なのですが、なぜだかワタシ達、舐めてかかりました。平常時でも力が上かもしれない相手に、浮き足立った状態などで絶対に勝てるわけがありません。
 げぴっ・・・・・。
 擬音にするとそんな感じで、前半終わる頃にはほぼ勝敗が決していました。なんだかみんないつもの動きじゃなかったよな〜。どうやら、慢心するにはまだまだ100年ぐらい早かったようです>ウチのチーム。
 そんなわけで3on3第1戦は、おやじーズトーナメント2回戦で敗退。いわゆるベスと8止まりでございました。まあ去年よりは進歩した感じがありますが、まだまだですねぇ・・・。教訓は『さほど強くないくせにいい気になってはイカン』ということと、『ホッケー前にゴーカートに乗ってはイカン』ってところでよろしーでしょうか?やれやれ。



Diary Sep.19 腰掛けてしまいました MHL@Tokyo 12th season 第1日

 7ヶ月間のご無沙汰でございます。皆さまはいかがお過ごしだったでしょうか?
 私は例のごとく仕事に後頭部を押さえつけられ、地べたにひれ伏せられながら悶々とした安らぎのない日々を送っておりました。なにかと公私共に忙しくって、滑走時間の作れないこと作れないこと・・・。なんか残業太りしちゃうし、ふくらはぎはゆるゆるになっちゃうし、万年睡眠不足だしで、フラストレーション溜まりまくりの今日この頃ですわ。
 でもそんな中でも細々と時間を削り出してなんとか参加していたのが、東京のミスコンダクト・ホッケー・リーグ(MHL)です。最近ぶっちゃけホッケーの試合以外は朝方の道満の周回と近所の買い物ぐらいしかスケートしとらんですよ。この私としたことが。モチロン試合だけやってるワケですから腕前なんて上がるわけもなく、体力落ちてるから毎試合ヒイヒイへたばっているような有り様です。
 まー私自身についてはこのように情けないことしきりなんですが、我がチームPsycho2に関してみればそんなことはなく。気がつけば8月で終了した第11期なんて、アイアンリーグとはいえ3位ですよ3位!ほんの1年半前までは女子チームにしか勝てない体力押しのセクハラチームと言われていたのに、えらい変わりようです。メンバーも揃ってきたし、個人個人のスキルアップも確実に進んでいるのもあるでしょうね。そんな中での第11期開幕戦ですから。有力チームの一角として、『今期は優勝狙いますワ』なんて、ようやく口にしてもいい身分になってきたんじゃないか?・・・と、メンバーの面々もそれぞれ胸に期するところがあるようです。まあ一言で言うならば、その気になってるっちゅうトコですかね。
 そんな状況ですから、このままだとワタクシ置いていかれちゃいかねないので、いっちょ強化策をはかる事にしました。手っ取り早いところでシューズの買い替えです。をいをいまたかよ、『オヤヂは金にばっかモノを言わせてよォ』とかまた言われてしまいそうですが、買ったのはEastonの昔の型の中古です。つまり以前のBauerより遥かに安物。なんでそんなのにしたのかというと、以前すーさんMissionのホケ靴を履いた時、こりゃよく動けるからスラに使えるかも・・・みたいなコトを言ってたことに端がはっします。私はその時思ったものです。をいをい、ホケ靴なんてゴツイは重いわインナーがろくすっぽねえわで、とてもスラロームなんてやる気にはならないゾ・・・と。けどよく考えてみるとそれはホケ靴がゴツくて重いのではなく、Bauerがゴツくて重いんではないのか?・・・ふとそう思い至りました。試しに他の人の靴を持って見たところ、案の定、明らかに軽いぢゃないの。間違いねーです。重くてゴツくてインナーがマトモに入っていないのは今まで履いてたBauerだけ?の話だったのです。ようもやってくれたわカナダ人。あんたらの足はこんなの履いてもびくともしないぐらいゴツくて、こんな重いのをびゅんびゅん振り回せるぐらい脚力に満ちているのだな。オレにはもうこれ以上出来ん。見限る。ナットアトオールだっ!
 そんなわけで新たにいろんなメーカーの中から選定したのがEastonだったワケですが、この選択がバッチグーですよ。なにせ片足1400gと今までより300g近く軽いし、インナーもちゃんとしていてどこもあたりません。なるとと。確かにコレならスラロームに使えるという話も頷けるというものです。そんなわけで、今度は頑張れるかな〜っっ???

 さて初日の試合は朝9時台から。普段なら朝っぱらからヤルのはど〜もな・・とか、テンションの下がってしまうところですが、今回はそんなわけでモチベーションに溢れているワタシですよ。足取りも軽やかにアメージングスクエアにやってきてみれば、もう一人新品の靴に足を突っ込もうとしているうちのメンバーが・・・・ 。
 『ヨシダさんも新靴買ったんだ?ヤル気だね』なんて、そのモチベーションを褒め称えてやろうとしたところ、なんでもすげく酔っぱらった揚げ句にシューズをそこらに置いてきてしまったそうで、なーんだ、やる気に満ちあふれるあまり、思わずショップで気絶して新靴を買っちゃったとか・・・そういうのぢゃなかったのね。
 まあそれでもメンバー各員新たなシーズンに向けての意気込みはそれなりに持っているようなのは感じ取れます。つーか、アメスクに集まった全チームの連中がそんな状態なんだけどな。開幕戦ってそういうものです。
 今回の我がチームのメンツはSEKIYAさんenoさん、ゴーリーのサトウさん市川くんにヨシダさんとワタシ、それと今回から新戦力としてサコタさんが加わってくれる事になった。落ち着いたルックスで『ポジションはまあDです』なんていうおとなしめの第一印象なのだが、スティックを持つとどう変わるのだろうか。まあ腕前はワタシより全然上なのだろうし、戦力的には期待大だ。今回はタケシさんがいないので、スィーパーとしておおいに活躍を希望しちゃうのである。

 さて、最初の相手はガマ・オイラーズだ。一応混成チームなのだが、顔を合わせてみると、なんとなく男子連中に関してはウチと平均年齢が似てるっぽい。最初から妙に若々しいチーム相手に体力負けするのはイヤなので、体力の似たところで我々Psycho2=おやじーズの緒戦の相手としてはうってつけといえよう。
 試合は序盤からPsycho2が攻勢をかけていく展開。SEKIYAさんが入れれば市川くんが入れる。おや、気がつけば後ろから上がってきたサコタさんがズバンとゴールを決めたりして、相変わらずシュートの決まらない最弱FWのワタシとしては、立場がないな〜。
 でも社長ォ!今回は多少は動きは良いんですよ>ワタシ。
 シューズが両足で600gばかりも軽量になったせいで、足取りは軽いしダッシュは楽だし疲れないしで言うことなしです。SEKIYAさんの奥さんのINNAさんにも『今日のはむしんさんは切り返しが速い』とチェックを入れてもらえるほど、新靴効果は明らかですよ。やっぱ人間歳をとったら、所詮金と道具がモノを言うわけです。とまあ人生の話はさて置き、靴はやっぱ大事だよな・・・などと言う事を実感しているうちに、5ー0の圧勝で第一戦を勝利したのでした。

 次の試合の相手はふらぺんことFlying Penguins E。ヒゲの監督の元でビシバシ指導を受けているレディースチームだ。谷原の練習でたまにご一緒しているんで、ウチのメンバーのみんなもその実力のほどはよく知っている。早い話が、楽に行くワケがないということだ。
 これはアメスクに来る女子チーム全般に言える事だが、ウチのチームと正反対で、よくチームプレイを練習していてパックを回してキレイに攻め込んでくる。4on4に出てきているふらぺんなどはその最たるもので、まあぶっちゃけ力技が中心のウチらのチームからすれば、あまり得意な相手とは言えないんだな。ゴーリーも根性でけっこう止めてくるんで要注意だ。
 さて始まってみるとやっぱり手強く、試合は一進一退の好ゲーム。最弱FWのワタシもなんとかゴール前に切り込もうと頑張ったのだが、そんなに体重はない相手のハズなのに、チェックは厳しいんだよな。バコ!げふっ!バフ!んゲ!!てな感じで、ちっとも前に進ませてくれない。それどころかちょっと油断していたら足元をすくわれて、足がキレイに地面から離れてしまった。ヤベ、転倒だ!・・・・と覚悟を決めたのだが、おや?どういうわけだかそうにはならなかった。ちょうどいい所にイスが有ったので、うまい事ドスンとそれに腰掛けてしまい、難を逃れたのである・・・・って、イスぢゃねェ!こんなところにイスが有るわけがないだろっ!と、一人ツッコミを入れながらそ〜っと腰の下に目をやってみると、げっ!イスぢゃねえよ、ニンゲンだよ!それもふらぺんの選手だよ!!
 あーっっ、スイマセン!女の人の上に腰掛けちゃうだなんて!良識のある大人の漢はやってはならぬことだよ!・・・・慌ててその場をどこうとしたところ、今度は足がもつれて、その人の背中の上をすべり台みたいにするるんと滑ってしまい、なんだかまぁ大赤面ッスよ>ヲレ。『スンマセン!』と詫びを入れても相手も反応に困ってるし、場内からは失笑を買っちゃうしで、ワタシの第2戦はこの時点で終了してしまいました。なんかもう緊張がとぎれちゃってな・・・・モチベーションが続かんッスよ。ふぇええ。
 試合的には市川くんのゴールが突き刺さり、ぎりぎり突き放して2−1で辛勝。なんとかかんとか2連勝となりました。

 そんなわけで今シーズンもノーゴール・ノーアシストで初日を終えてしまったワタシであるんですが、まあチームは勝ったし、靴的には非常に今後に期待が持てそうな事が判ったし、それなりに楽しい開幕緒戦でありました。でもポイント取りたいよな。ジッサイ。次回にガンバロー。